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新ブック『Rustの特徴を理解する 所有権編』をリリースしました。
Rustの特徴を理解する 所有権編
Rustが他の言語と決定的に異なる点は 所有権とライフタイム という概念が存在することです。 所有権は誰が何のデータを持っているかを明確にします。関数や構造体、あるいはプログラム自体が所有権を持つことができます。 ライフタイムはあるデータが、drop
または解放されるまでの期間を明示するものです。 コンパイラが所有権とライフタイムを適切に管理してくれるので、Rustではいわゆるガベージコレクションが必要ありません。 結果としてRustでは安全に高速でガベージコレクションによるStop the worldのないプログラムを書くことができます。
この方法の欠点は最初のうちは記述するのが難しいということです。Rustのコンパイラは非常に厳格なので慣れないうちは多くの所有権とライフタイムに関するコンパイルエラーを報告してくると思います。 しかしこの概念を学ぶことは非常に有益でその考え方は他の言語でプログラムを書く際にも役に立つでしょう。
- 難易度: 基礎
- 終了時間: 20分
- チャプター: 5
新しいブックはこちらからも試すことができます。
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